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おーじの覚書

日々考えては霧散していくような何でもないことを覚え書き程度に。へヴィメタルと格ゲーを愛する社会人一年目

素人童貞という言葉の持つ強靭さについての話

私は常日頃から素人童貞という日本語を大変恐ろしいものと感じている。 この世の不条理を詰め込んでいる負の言葉ではないかと慄いている。 きっかけはある日、当時付き合っていた彼女が電話口で死ぬほど笑いながら言っていた話だ。 「何でわざわざ金払ってま…

少女と王の話をするとしよう/FGO最終章感想(ネタバレあり)

数々の感想を読んでいたら我慢できなかった。 ので、私もFate/Grand Orderの第一部を終えての感想を書き殴る。 長くは語らないし、深い考察もない。思ったことをストレートに書く。 これはもう絶対の自信を持って言い切ってしまうが、 Fate/Grand Order 第一…

大学で苦労した話とこぼれ話

大学3年の時。 機械系の学科にいた私は「機械設計製図」という授業を履修していた。 この授業は必修科目で、単位を落とす=留年がほぼ確定だったこともあり、当時は寝ても覚めても製図のことを考えているような日々を送っていた。 他の授業の出席を犠牲にし…

関西の方言と地元の方言の話

関東の人間が聞いて面食らう、日常でポロッと出る関西の方言不動の第一位は シンプルに「なおす」だと思っている。 会社でもよく「これなおしといて」と言われる。 もう意味はわかるので、ただ淡々とそれを元あった場所に戻すだけだ。 しかし、内心では「な…

歌の話

菅原道真の 「東風吹かば 匂いよ起こせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」という句が昔から好きだ。この句は余りに私的風情厨ポイントが高すぎる。 菅原道真は努力と才の人で、それを武器に朝廷で地位を得た。しかし、それを時の左大臣 藤原時平に嫉まれ、都…

ペットの話

私は動物が好きだ。 今は一人暮らしでペットを飼っていないが実家にはヨークシャテリアとよくわからないプードル(こいつは私が家を出た後に来たので本当によく知らない)の二匹がいる。 その前にもポインターという猟犬の類いと長年過ごしてきたし、振り返っ…

オタクの話②

先日、オタクの話を書いた。「涼宮ハルヒ」アニメ放送開始から10周年という節目に、彼女が私にとって一体何者であったのか、を今一度自らに問うという稚拙ながらも「いつか書かなければならなかった」系の非常に有意義な作業となった。 今回はその続きといっ…

「と思うじゃん?」より腹の立つ切り返しはないという話

タイトル通りである。 「と思うじゃん?」である。 「あの○○って○○だからさー」 「と思うじゃん?」 である。 決して言ったのが悪い人でなくとも、この切り返し方をされた一点においては、言われた瞬間アゴに掌底を入れてやりたい。掌底を入れて浮いたアゴに…

私が影響を受けた一文の話

筆を執ろうとする時。 よいネタはないかと記憶の海を泳ぐ時。 どうしても学生の頃の話題が多くなってしまう。 当然だ。この世に生を受けてからこちら、ほとんどの時間は学生として過ごしていたのだから。 学生でなかったのはオムツをしていた時とオムツが取…

駅のトイレの話

駅での話である。 気にしている方がどれ程いるのかは定かではないが、今の時代、大きな駅のトイレにはだいたいその場所を知らせる音声アナウンスが配備されている。 これはもちろん、目の不自由な人に向けられたものだ。 それ以外の人が聞いてもほぼ意味はな…

オタクの話

先日、出張でとある大学へと行ってきた。 ついこの間まで自らも大学生だったわけだが、ジャージにネックウォーマーを巻いてクロックスでキャンパス内を闊歩する学生を見たら妙に懐かしい気持ちにさせられた。 大学はとにかく自由だ。社会人の自由度がFF13く…

飯を食うだけの作品の話

ここ2、3年。誰の目から見ても明らかに、 「基本、飯を食うだけ」の作品が流行りに流行った。 1個のジャンルとして拡大成長し、この混沌極まるサブカルサバンナにあって見事、己が居場所を得たり、という格好だ。 一昔前の多くの料理を扱う作品では作る過…

滑らない話

皆さんは滑らない話をお持ちだろうか。 人間、生きていれば滑らない話の一つや二つはあるのが自然だろう。 私とて例外ではない。 なので今回は私のとっておき、百戦錬磨の滑らない話を披露したいと思う。 中学生の頃だ。 友達がいた。 名前は仮にU太くんとし…

儚げな少女と出会いたいという話

儚いものに惹かれる。 恒常的、永久的にそこに存在し続ける安定したものよりも、いつ消えてしまうのかと心配になるような不安定なものこそを愛でたい、と思っている。 春の終わり、桜木に残った最後のひとひらのような 冬の朝、水面に張った脆く薄い氷のよう…

笑顔の話

笑顔とは素晴らしいもので、自分も良く笑う人が好きだ。 良く笑う人の周りにはおのずと人が集まり、やがてそれらも等しく笑顔となる。 笑顔の輪は広がり続け、やがて世界へ。 世界進出した笑顔はsmileへと進化し更にはsourireやLächelnとなり国境を超える。 …

神無月の話

気付けば10月。生まれてこの方、関東平野に肩までどっぷり浸かっていた私が、関西の山あいにやって来て丁度半年がたった。仕事はそれなり。趣味もそれなり。だが、それについては人と人の繋がり方とは斯くも面白いな、と膝を打っている。自分の趣味はゲー…

風情厨とかいうパワーワードで殴られた話

だいぶ前の話になる。 なので、詳細な事の起こりはほとんど覚えていない。 たしか旅行の計画を立てている時だったか。 自分が「静かな旅館で美しい景観を愉しみながら美味しい料理と酒を頂ければ良い」といったような提案をした際、唐突に「あんた風情厨なと…

『君の名は。』の話

※ネタバレ有 数々の感想や批評ブログが既にある中で、もう今更自分が感想をブログにすることもないかと思ったが、一応自分の中でのこの作品の位置づけを確認する為にも文字に起こすことにした。 あらすじや細かいことは書かずにすっ飛ばして思ったこと、感…

誤字の話

私は現在、会社の社員寮に住んでいる。寮の玄関は共通で、ちょうど公民館のようなイメージだ。 この玄関横には黒板が設置されており、管理人さんからのお知らせやら張り紙やらを掲示するようになっている。 7月の初めくらいに、そこにこのような文章が手書…

夏にブランド感を抱いている話

日本に四季があって良かったな、と思う。時の流れを五感で享受できるのは素晴らしいことである。 もしも日本が万年極寒で、枯れ木を踏みしめながら止むことのない吹雪を耐え忍ぶ不毛の大地だったとしたら、私はきっと心が荒んで中二でグレていた。 そしてグ…